新・古美術 【陶 陶】
 
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グスターフ・ラムステッド博士(Gustaf J. Ramstedt)、初代駐日フィンランド公使

一生学徒 Oppia ika kaikki











 価 格:\100,000

 サイズ:114.0×48.0cm(78.4×35.8cm)



 ラムステッド博士の直筆の書です。
 1925年(大正14年)に書かれた古い扁額です。
 絹本に書かれていますが、ヤケ・衣魚・破れ・穴などの傷みがあります。
 額裏にも破れなどの傷みがあります。
 修理が必要かと思います。



 ◇一生学徒たれ。

  何度も間違えることを許されるのは学生だけであり、間違えたことを自覚することで
  次へ進み続けられるのも学生の特権である。

  若くして学べば、壮して成すあり 
  壮して学べば、老いて衰えず:
  江戸中期の儒家・佐藤一斎の名言。
  志とは、大層なことを必ずしも指している訳ではない。
  極く当然のことであるが、なかなか実践にしくいだけのことである。
  自信とは、学ぶことである。
  :若くして学べば、壮して成すあり。 壮して学べば、老いて衰えず。 
  老いて学べば、死して朽ちず。:
   「自信を持って人生を生きなくて何が人生か」と言う事である。
  そのためには、自分を磨くしか方法がない。
  勉強すれば、自ずと志が生まれ、信念となり、自身を持って実践ができるようになる。
                              *出典:佐藤一斎著「言志四録」


 ◇
Oppia ika kaikki フィンランドの諺

  長生きはするものだ,生きているといろいろと勉強になる?


 ◇
グスターフ・ラムステッド博士(Gustaf J. Ramstedt) 1873年〜1950年

  フィンランドの東洋語学者で、アルタイ比較言語学の権威。
  また、フィンランドの初代駐日公使を務めた。
  エスペランティストでもある。

  幼少時から種々の言語に関心を覚え、大学卒業後は、語学の教師をしていた。
  モンゴル、東トルキスタン、アフガニスタン国境地帯の学術探検隊に参加。

  1920年2月12日、ラムステッドはフィンランド初代公使として東京に着任した。
  なお中国とシャム(現タイ)の公使も兼任した。
  当時彼はヘルシンキ大学教授であった。
  日本滞在中は外交官としての活動のかたわら、言語学者としても研究を行い、
  白鳥庫吉の紹介により東京帝国大学で招待講師として教壇に立っている。
  このときの受講者の一人に柳田國男がいた。
  ラムステッドは自らの研究を元に、日本語のアルタイ諸語起源説を唱えた。
  ラムステッドに影響を受けた研究者には柳田國男のほか、言語学の新村出・
  金田一京助・朝鮮研究の小倉進平・イスラーム及びトルコ学者の内藤智秀等
  がいる。

  また、1926年12月に行った講演には、宮沢賢治が聴衆として参加していた。
  賢治はラムステッドの講演内容に感銘を受け、講演後に会話を交わし、後に
  自著(『春と修羅』『注文の多い料理店』)を贈呈している。
  また「著述にはエスペラントが一番」とラムステッドに言われたのを受けて、
  賢治はエスペラントを勉強し、自作の詩や俳句の翻訳を試みた。

  このように、文化学術面にも影響を与えたラムステッドは、1929年まで日本に
  滞在した。
  帰国後は1941年までヘルシンキ大学の教授を務めた。

  また、1891年にはエスペラントを学び、エスペラントの普及にも尽力し、
  フィンランドのエスペラント協会会長を務めた。
  日本公使に着任した1920年に日本エスペラント学会の幹部の訪問を受けて以来、
  日本で多くのエスペランティストと交流している。     *出典:ウィキペディア




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