新・古美術 【陶 陶】 |
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酔李白
藤井浩祐・箱無
価 格:\80.000 サイズ:高12.6cm 戦前の作でしょうか、箱はありません。 箱が無いため正確なタイトルが分かりません。 小脇に酒瓶を抱え盃を持つ姿は、李白ではないかと思い「酔李白」としました。 ご存じの方がいらっしゃいましたら、お教え願えれば幸いです。 藤井 浩祐 ふじい こうゆう 1882年、東京神田に生まれる。 唐木細工師を父として生まれた藤井は、美術学校入学前に不同舎に通い、 満谷国四郎のもとでデッサンを学んだ。 1907年、東京美術学校彫刻科を卒業。同年第1回文展に「狩」が入選。 1909年、第3回文展で「疲労」が褒状を受け、以後受賞を重ねる。 1916年、日本美術院同人に推挙されて出品する。 1918年、評議員となるが、1936年に退会する。 1936年、帝国美術院会員になる。 1937年、帝国芸術院会員となる。 第1回新文展に「梳髪」を出品。 1958年、熱海で死去。 大正時代の日本の彫刻界全体の関心がブールデルやマイヨールに移行したのと 同様に、初めはロダンの感化を受けていた彼も、マイヨールに傾倒していった。 「鏡」は、マイヨールへの志向を示した佳作のひとつ。 晩年は、日展の重鎮として活躍した。 |
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