新・古美術 【陶 陶】
 
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前田慧雲の印

閉塞船材 木印 三顆














   価 格:100,000円
   サイズ:高11.9cm 5.4×5.4cm

   前田慧雲が所持(使用)していた印 三顆です。
   側に「閉塞船材」の焼印(押印)があります。
   収蔵されている箱の表に、
    「明治三七年日露役閉塞船材印 旧蔵勧学・文学博士 前田慧雲先生」とあります。
   同じく蓋裏には、
    「前田先生 前田致遠氏ヨリ恵贈 古番堂文庫主 飯塚文治郎」(貼紙)とあります。
   印は(印の読みは間違えているかもしれません)
    冠防印:事事無礙(ジジムゲ)
    朱 文:慧雲野衲
    白 文:彩馥樓主

   野衲(ヤノウ)
    「衲」は衲衣(のうえ)の意。田舎の僧。野僧。
    僧が自分をへりくだっていう語。野僧。拙僧。愚僧。


   事事無礙 事事無礙法界

   華厳には四種法界という教えがある。
   四法界とは現象世界に対する四つのものの見方である。
    1.事 法 界: 我々凡人の普通の物の見方である。
    2.理 法 界: すべての物に実体はなく、空であるという見方。
    3.理事無礙法界: 実体がなく空であるという理と具体的なものごとが妨げあわずに共存しているという見方。
    4.事事無礙法界: 一切の物が空であるという理が姿を消し、一切の物事が妨げあわずに共存するという見方。


   前田慧雲 まえだ-えうん 安政2年〜昭和5年

    明治-昭和時代前期の僧・仏教学者・教育者・文学博士
    伊勢国桑名(現・三重県桑名市)出身。
    西本願寺西山学校で学ぶ。
    明治24年浄土真宗本願寺派法主大谷光瑞(こうずい)の学問所主事となる。
    編集長として「大日本続蔵経」の刊行につくす。
    明治38年勧学。高輪仏教大・東洋大・竜谷大の学長をつとめた。
    三重県での文学博士第一号。
    著作に「大乗仏教史論」「本願寺派学事史」。


   旅順港閉塞作戦
    明治37年2月からの日露戦争において、大日本帝国海軍が行った
    ロシア帝国海軍旅順艦隊の海上封鎖作戦(閉塞作戦)である。
    三次に渡って行われたがいずれも失敗に終わった。


   『駒込富士神社誌』飯塚文治郎 昭和39年初版 文京タイムス社
   『駒込のお富士さん』飯塚文治郎著 東都新報社 1979年
   『本郷いまむかし』 飯塚文治郎 



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