新・古美術 【陶 陶】
 
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彫刻 猿 (乾漆技法)

長江録弥 共箱










     価 格:\50.000
     サイズ:高29.6cm

     
      珍しい乾漆技法により制作された「猿」の彫刻です
      老猿の趣のある精悍な表情の猿、技法の特徴を活かした作品です
      背中に作者のサインがあります
      箱はきれいですが、多少イタミがあります
      共箱

      長江録弥 ながえ-ろくや 1926‐2005 彫刻家・日本芸術院会員

       大正15年 愛知県瀬戸市に生まれ。
       昭和23年 現多摩美術大学彫刻科卒 園鍔勝三先生に師事
       昭和23年 日展に初入選、34年・40年特選。
       昭和27年 光風会に水彩画で初入選(4回入選)
       昭和29年 日本水彩画展初入選(5回入選)
       昭和32年 より日彫展に出品。
       昭和40年 第8回日展無鑑査「乾漆作品の一」特選受賞
       昭和41年 「憩ふ」で菊華賞、51年文部大臣賞を受賞。
       昭和59年 高村光太郎大賞展で優秀賞。
       平成03年 「砂丘」で芸術院賞。
       平成07年 芸術院会員。
       平成08年 日展常務理事。
       平成17年 4月6日死去。79歳。


     ※ 脱活乾漆

     「脱活」とは内部が空洞と言う意味で、「乾漆」とは「漆」が乾いて堅くなると言う意味です。
     脱活乾漆像の製作工程は、まず最初に大まかな塑像を造り、乾燥した塑像の表面を「漆」
     に浸した「麻布」で包み乾燥させます。
     乾燥後切って像内の塑像をばらばらにして取り出します。そして空洞になった像内に
     木枠の心木を納め、像と心木を固定し、漆が収縮して像が痩せるのを防ぎます。
     「張子の像」のようになった表面に、木屎漆(こくそ)」を使って細かい仕上げをします。
     そして、「脱活乾漆像」が完全に乾燥すれば「漆箔」または「極彩色」を施して完成です。

     「脱活乾漆像」では凌ぎある細かい表現は、毀れやすい材質の「漆」使用のため出来ません。 
     しかしそれだけに「像」の相貌は、柔らかい感じの表現ができます。


     ※ 脱活乾漆像
               持国天像  (当麻寺)
               盧舎邦仏像 (唐招提寺)
               不空羂索観音像(東大寺)
               金剛力士像 (東大寺)
               阿修羅像  (興福寺)
               迦楼羅像  (興福寺)
               鑑真和上像 (唐招提寺)
               行信僧都像 (法隆寺)



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